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“リバーサイド・ストンパーズ(りばすと)”は、愛知県を代表する正統的ディキシーランド・ジャズバンド。1998年結成。通常

メンバーは8名。「ジャズドリーム長島」(2003~2011)や「岡崎ジャズストリート」でのパレード演奏(2006~2015)をはじめ、

セントレア空港音楽祭」や「豊田ジャズキャラバン」など、各地のジャズイベントや子供達との合同演奏など幅広く活動中。2007年には「新宿トラッドジャズフェスティバル」にも出場。2009年には「FM AICHI」主催「オジサンバンドコンテバル」で

最優秀グランプリ」を受賞。2006年にはアメリカからソプラノ・サックス奏者、故・ジョージ・プロバート氏(1950~1960年代に「Firehouse Five Plus Two(消防五人組+2)」で活躍)を招き、名古屋でライブ共演。

リバーサイド・ストンパーズ(りばすと)活動理念

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“リバーサイド・ストンパーズ(りばすと)”は、
「一人でも多くのみなさまに、ディキシーランドジャズの楽しさをお届けしたい!」というメンバー全員の決意

により、1998年に、愛知県尾張旭市で結成された、ディキシーランド・ジャズが大好きな仲間たちのバンドです。

 

ジャズの初期のスタイルである陽気なディキシーランドジャズのリズムに、ユーモアいっぱいのMCも加えての

楽しいステージをお届けします。

 

アマチュアバンドではありますが、メンバーはいずれも、かつてBIGBANDCOMBOで活躍してきた〝ツワモノ″ばかりです。

それぞれが自らバンドを率いることの出来るほどの力量を持った、いわばディキシー界の「アベンジャーズ」的な集団です。

また、ドナルド・ギブソン(tb)をはじめとした、強力な現役プロ・プレーヤーもサポート・メンバーとして参加して

います。

さらに、メンバー全員がTraditional Jazz を愛するだけでなく、Firehouse Five Plus Twoスパイク・ジョーンズ

ハナ肇とクレージー・キャッツ等の優れた「コミック・ジャズバンド」のユーモアやギャグのセンスが大好きです。

 

そして、「営利を追求しない」、「しがらみのない」、「強制されない」、「DIXIEを愛する」、「自由な、思いやりのある」

バンドという理念の下、愛知県内で広く活動しております。

 但し、演奏のご依頼を頂く場合は、交通費等の諸経費としてのご負担をお願いします。

 また、上記のバンドの理念にそぐわない内容や特定個人の営利主体のイベント、メンバーの総意の得られないようなご依頼の場合にはお断りすることもございます。

  予めご了承下さい。

 

その様な理念の下これまでに、

 

・各種イベント、ジャズフェスティバルでの演奏

・アウトレットモールでの「にぎやかし」演奏

・「お祭り」などでのパレード(チンドンヤ)演奏

・小・中学校吹奏楽部との合同演奏

・高等学校吹奏楽部との合同演奏&クリニック

・海外プロ奏者(ジョージ・プロバート氏)との共演

 

など、多彩な活動を続けてまいりました。


今後とも

「愛知県を代表するディキシーランド・ジャズバンド」として、皆様のご支援とご協力をお願い致します。

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限定CD「RIVERSIDE STOMPERS with GEORGE PROBERT LIVE AT THE SCRATCH 2004」

ディキシーランドジャズについて


①  今から100年ほど前、アメリカ南部ルイジアナ州ニューオリンズで誕生したと言われる「ジャズ」は、
  やがてルイ・アームストロングやベニー・グッドマン、デューク・エリントン、マイルス・デイビスなどの
  数多くの素晴らしいプレイヤーにより全世界へと広まり、スウィング、モダン、ビバップ、クール、
  プログレッシブ、ニューエイジ、フージョン、とさまざまに演奏スタイルを変化させて、
  今ではプロ・アマチュアを問わず演奏されています。

②  この「ジャズ」の発祥地、ニューオリンズ一帯はもともとフランスの植民地であり、
  多くの黒人がアフリカから「奴隷」として連れてこられ、過酷な労働を強いられていました。
  そして虐げられた日々の鬱憤を晴らすため、彼らはいつしか身のまわりの楽器を手に取って、
  独自の音楽を演奏し始めました。彼らには祖国アフリカで培われた天性の音感やリズム感があったのです。
  そしてそれらの感性がアメリカの音楽とミックスされ、新しく生み出されたリズムが「ジャズ」なのです。

③  その「ジャズ」の初期のスタイルで、主にニューオリンズの黒人たちの手で生み出された演奏スタイルを
  「ニューオリンズ・ジャズ」、さらにそれがリズムも改良されて白人の手に渡って演奏されたものを
  「ディキシーランド・ジャズ」と定義しています。
  ですから、厳密には「ニューオリンズ・ジャズ」と「ディキシーランド・ジャズ」はスタイルが異なるもの

      なのですが、
  一般には「トラディショナル・ジャズ」として同じ分類がされています。
  つまり、ニューオリンズ一帯に限らず、アメリカ全土で白人を中心として演奏される
  「ニューオリンズ・ジャズ」が「ディキシーランド・ジャズ」なのです。

④  「ディキシーランド」という名称は、ニューオリンズを含むアメリカ南部一体を指す言葉とされています。
  ただこれには諸説があり、南部への境界線である「メーソン・ディクソン(DIXON)・ライン」から
  「DIXIELAND」と言われるようになったとか、またもともとフランスの植民地であった
  ニューオリンズ一帯では「DIX」と呼ばれる10ドル紙幣が使われていたからとかその由来はさまざまです。

⑤  メンバー編成は「ニューオリンズ・ジャズ」でも「ディキシーランド・ジャズ」でもほとんど同じです。
  フロントのホーン・セクションとしてコルネット(又はトランペット)、クラリネット(又はサックス)、
  トロンボーンの「3管」、リズム・セクションとしてチューバ(又はウッド・ベース)、
  4弦バンジョー、ピアノ、ドラムスから成るのが基本です。
  演奏ではコルネットがテーマのメロディーをアドリブを加えながら崩して吹き、
  それにクラリネットとトロンボーンがハーモニーを奏で、
  さらにリズム・セクションが2ビートのリズムで合わせていきます。

⑥  もともとは「マーチング・バンド」から派生したものなので、リズムは「2ビート」なのですが、
  1拍と3拍を強調するのではなく、初期のジャズのスタイルは「ラグタイム(オフビート)」の影響を
  強く受けているため、2拍と4拍を強調するシンコペーションのリズムになりま
す。
  さらに黒人の生み出したこの初期のジャズの曲構成には「ブルース」と呼ばれる、
  「ミ」と「シ」の音が半音下がる音階(ブルー・ノート)が多く用いられており、
  「ディキシーランド・ジャズ」でも「ブルース」の演奏パターンが多く見られます。

 

 

  

・・・などと 偉そうに講釈をだらだら書き連ねてまいりましたが、こんなムズカシイことは
  どうでもいいじゃありませんか。「音楽」とは「音」を「楽しむ」こと。
  そう、それでいいのです。「ディキシーランド・ジャズ」と言えば、
  「カンカン帽」に「紅白の縞シャツ」で「聖者の行進」や「ユーアー・マイ・サンシャイン」なんかを
  楽しく楽しくノリノリで演奏する、そんな音楽なのです。
  「ジャズ」と言えばモダン・ジャズ?コルトレーン?マイルス?・・・いえいえ
  やっぱり楽しい楽しい「ディキシーランド・ジャズ」ですよ!

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